〜屋上タンク進化論。丸型→ドーム→最強ボックス型まで〜
🧳観光客の「なにあれ!?」は、まだ続いていた…
先日、うちなーおじさん&おばさんと一緒に、
屋上に乗ってる“四角い箱”の正体が水タンクだと知った観光カップル。
でも──
👦「この家のは丸いのに、さっきの家は四角だったよ?」
👧「どっちが新しいの?…てか、あの帽子みたいな形のやつ、なんか可愛くない!?」
👨🦳「あ〜、見るとこ見てるね〜。実はあれ、時代で形が違うんだよ!」
📦屋上タンクの「かたちの進化」ざっくり年表
形状 | 愛称 | 流行った時代 | 特徴 |
---|---|---|---|
丸型 | 昭和タンク | 1970〜80年代 | 丸いプラスチック樽タイプ。断水対応用。 |
帽子型ドーム(台座あり) | キノコタンク | 1990年代〜 | 台風対策で高台に設置。形がかわいくて人気。 |
角型ボックス | 現代タンク | 2000年以降〜 | 無機質でスタイリッシュ。風に強くメンテ性も◎ |
🧓うちなーおじさん、昔を語る
👨🦳「昔はドラム缶に水ためてた時代よ〜。黒いタンクは太陽でお湯になってな、
“温水シャワー自動発生”だったわけさ〜」
👩🦳「でも藻がすぐわくのよ。中で赤虫泳いでるときもあったからね〜!」
👨🦳「それが今じゃ、角型タンクで密閉構造!藻ゼロ時代よ〜!」
🧠なぜ形が変わったの?
- 台風対策:角型の方が風の抵抗が少なく安定感あり
- メンテナンス性:角型はフタを開けやすくて掃除がラク
- 景観配慮:白やグレーで建物に溶け込むデザインへ進化
- 容量も最適化:昔より給水事情が良くなったことで、大型から小型へ
👩🦳「あのタンク、見れば築年数がわかるわけさ〜」
👨🦱「…まさか、それで“この家古いな”ってバレるんですか?」
👩🦳「そうよ〜。丸タンクは“昭和の証”さ〜」
👨🦳「逆に新築なのにタンクついてると、“あ、この人慎重派だな〜”ってなるさ〜」
🏗️うちなー住宅、屋上で語る
屋上タンクは、ただの“水の箱”ではなく──
その家の年代、設計思想、暮らし方の証。
👩🦰「あのタンク見て“安心する”って、県外の人にはわからないかもね〜」
👨🦳「災害のたびに助けられたからさ〜。あれは“屋根の守護神”だわけさ〜」
✨次回予告|第3話「え、タンクって掃除するの!? しないとヤバい話」
ふたを開けてびっくり…!
沖縄の受水槽には、**夏に大繁殖する“あの生き物”**が!?
──次回は、見てはいけない受水槽の中身を、
うちなーおばさんの鋭いツッコミとともにお届けします。