🪟「光が入る家=いい家」って、思ってた。
南向きのリビング。
三方向に窓。
たっぷりの自然光と風が通る、開放的な家。
🧓「わたし建てる時、設計士さんに言ったのよ。明るくて風が抜ける家がいいってさ〜」
──でもね、実際に住んでみて気づいたんです。
その光、容赦なかった。
設計士さんの「明るいけど、めちゃくちゃ暑くなりますよ!」って言葉を信じとけば・・・
☀️太陽が“丸見え”な暮らし=直射地獄
沖縄の夏の日差しは、シャレにならないレベル。
朝から晩まで、壁にも屋根にも、そして窓からもダイレクトアタック。
その結果…
- 室内の観葉植物が焼ける
- 棚のチョコが溶けて液体化
- 芳香剤がゼリー→水へと進化
そして部屋の温度計を見て、震える。

37.4℃。
……ここ、屋内ですけど?
直射日光が入ってくる部屋の窓近く(実話)
🧓「エアコン全開なのに汗止まらんのよ〜!家が反抗期なのかと思ったわけ!」
🌡熱の三重奏:壁・屋根・窓のトリプルパンチ
- 壁が昼の熱をため込む(熱源①)
- 屋根が天から焼いてくる(熱源②)
- 窓から太陽のレーザーが差し込む(熱源③)
これが同時に家を攻めてくるわけです。
🧓「外からも中からも焼かれて…うちって焼き鳥製造機かなんか?」
🛋“おしゃれな暮らし”の現実
雑誌に載ってたみたいな、
大きな窓と白い床と光が差し込むリビング。
実際にやってみたら…
- 家具が色褪せ
- 窓際に置いたものは2倍速で劣化
🧓「映えより冷えよ〜!いまじゃ“すだれ”がインテリアさ〜」
📦物置部屋と化す“西日の部屋”
西向きの大きな窓から午後の太陽がド直撃。
部屋に入った瞬間、「熱波」…まさに室内温室。
- 子どもが近づかない
- 家族全員がその部屋を避ける
- 最終的に物置部屋へ転落…
🧓「あそこ、もう夏は封印よ〜。うちでは“立ち入り禁止区”って呼んでるさ〜」
📝あとがき|光はよく考えて取り入れよう
たしかに、光がたくさん入る家は魅力的。
でも**“南国の太陽”は、ただの光じゃない。**
設計や間取り、ガラスの性能、影の作り方…
いろいろ考えないと、“日差しの罠”にハマる家になっちゃう。
🧓「光のありがたさは…“ほどほど”がちょうどいいのよ〜」
🔜次回予告:
【第3話】💡爆熱ルーフ&ウォール対策マニュアル|うちなーの知恵で夏を生きる
“冷やすより、まず焼かせない!”が勝ちパターン。
沖縄住宅に効く、リアルな夏バテ回避術をご紹介します!