【台風と住宅】第4話「網戸が破れた?いえ、それ塩害です。」

沖縄あるある 住宅事情

👩「あれ?網戸が…なんか破れてる?」
👷‍♂️建築士:「破れじゃなくて“劣化”です。潮風でパリパリになってるんですよ」

沖縄の住宅は、“見えない敵”=塩害との戦いでもあります。
台風が運ぶ潮風によって、金属だけでなく樹脂・ゴム・網までもが、知らないうちに劣化していきます。

今回はその中でも「意外と盲点」な、網戸・ドアまわり・換気口などの塩害あるあるをまとめました。


🧂潮風は、窓を閉めても入ってくる。

「開けてなければ大丈夫でしょ?」と思いがちですが──

  • 換気口(給気口)
  • サッシの隙間
  • 室外機のダクト穴
  • 室内干しのときに開けた“ちょっとだけ”の窓

こうした“すき間”から潮風は侵入してきます。

👷‍♂️建築士:「窓を閉めていても、数年住めば分かります。“なんかベタつく”感じ、あれが塩分です」


🪟「破れた」じゃなく「パリパリになった」網戸

特に西・南側の網戸は劣化が早い!

  • 触るとパキッと割れる
  • 網が縮んでたるむ
  • 黒だった網が白っぽく変色

👵おばぁ:「網戸が破けてると思ってたけど、風で勝手に裂けてたみたい〜」

一般的なポリプロピレン製の網戸は、3〜5年が寿命と言われていますが、
沖縄では“2年で張り替え”が現実的なケースも多いです。


🔩ネジ・ビス・金具がサビサビに

網戸だけでなく、以下の部分も塩害を受けやすい場所:

  • 雨樋のビス → 錆びて外れてる家、よく見かけます
  • 窓サッシのロック → 開け閉めでバキッと割れる
  • ドアクローザーの金具 → ドアがバタン!の原因に
  • カーテンレールのネジ → 壁ごと抜けることも…

👷‍♂️建築士:「見た目は問題なくても、手で触ると“ザラザラ”してたら要注意です」


🧼塩害ライフハック:月イチ水洗いで家が長持ち

海沿いじゃなくても沖縄全域が塩害エリア
台風が運んだ潮が壁にこびりついたまま乾くと、建物がダメージを受け続けます。

🔧やっておきたいこと:

  • 網戸・サッシ・外壁は水道水で月1回流すだけでも効果◎
  • 換気口フィルターは定期的に掃除 or 貼り替え
  • アルミサッシの可動部には**潤滑スプレー(樹脂対応)**も有効
  • 外構の金具・門扉も油断しない

👵おばぁ:「うちはホースで洗ってるよ〜。昔の人はバケツで流してたさ〜」


✍️まとめ

沖縄で暮らすなら、“潮風は家の外だけ”と思わないこと
知らないうちに侵入し、じわじわと住宅にダメージを与えてきます。

網戸が破れた? → いえ、それ潮風です。
サッシが開かない? → いえ、それも潮風です。
クーラーの効きが悪い? → もしかして、室外機の架台が…?

気づかないうちに進む“静かな劣化”こそ、沖縄の家で一番注意すべきことかもしれません。


📝次回予告

【台風と住宅】第5話「台風前のルーティン、家庭内マニュアル化してる説」
ポリバケツを逆さにして、給気口にガムテープ貼って、植木鉢を全部室内へ…
“家族全員で行う台風対策”のリアルな光景をのぞいてみましょう!

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