👩「あれ?網戸が…なんか破れてる?」
👷♂️建築士:「破れじゃなくて“劣化”です。潮風でパリパリになってるんですよ」
沖縄の住宅は、“見えない敵”=塩害との戦いでもあります。
台風が運ぶ潮風によって、金属だけでなく樹脂・ゴム・網までもが、知らないうちに劣化していきます。
今回はその中でも「意外と盲点」な、網戸・ドアまわり・換気口などの塩害あるあるをまとめました。
🧂潮風は、窓を閉めても入ってくる。
「開けてなければ大丈夫でしょ?」と思いがちですが──
- 換気口(給気口)
- サッシの隙間
- 室外機のダクト穴
- 室内干しのときに開けた“ちょっとだけ”の窓
こうした“すき間”から潮風は侵入してきます。
👷♂️建築士:「窓を閉めていても、数年住めば分かります。“なんかベタつく”感じ、あれが塩分です」
🪟「破れた」じゃなく「パリパリになった」網戸
特に西・南側の網戸は劣化が早い!
- 触るとパキッと割れる
- 網が縮んでたるむ
- 黒だった網が白っぽく変色
👵おばぁ:「網戸が破けてると思ってたけど、風で勝手に裂けてたみたい〜」
一般的なポリプロピレン製の網戸は、3〜5年が寿命と言われていますが、
沖縄では“2年で張り替え”が現実的なケースも多いです。
🔩ネジ・ビス・金具がサビサビに
網戸だけでなく、以下の部分も塩害を受けやすい場所:
- 雨樋のビス → 錆びて外れてる家、よく見かけます
- 窓サッシのロック → 開け閉めでバキッと割れる
- ドアクローザーの金具 → ドアがバタン!の原因に
- カーテンレールのネジ → 壁ごと抜けることも…
👷♂️建築士:「見た目は問題なくても、手で触ると“ザラザラ”してたら要注意です」
🧼塩害ライフハック:月イチ水洗いで家が長持ち
海沿いじゃなくても沖縄全域が塩害エリア。
台風が運んだ潮が壁にこびりついたまま乾くと、建物がダメージを受け続けます。
🔧やっておきたいこと:
- 網戸・サッシ・外壁は水道水で月1回流すだけでも効果◎
- 換気口フィルターは定期的に掃除 or 貼り替え
- アルミサッシの可動部には**潤滑スプレー(樹脂対応)**も有効
- 外構の金具・門扉も油断しない
👵おばぁ:「うちはホースで洗ってるよ〜。昔の人はバケツで流してたさ〜」
✍️まとめ
沖縄で暮らすなら、“潮風は家の外だけ”と思わないこと。
知らないうちに侵入し、じわじわと住宅にダメージを与えてきます。
網戸が破れた? → いえ、それ潮風です。
サッシが開かない? → いえ、それも潮風です。
クーラーの効きが悪い? → もしかして、室外機の架台が…?
気づかないうちに進む“静かな劣化”こそ、沖縄の家で一番注意すべきことかもしれません。
📝次回予告
【台風と住宅】第5話「台風前のルーティン、家庭内マニュアル化してる説」
ポリバケツを逆さにして、給気口にガムテープ貼って、植木鉢を全部室内へ…
“家族全員で行う台風対策”のリアルな光景をのぞいてみましょう!