〜屋上に“ドーン”と居座る、あのレガシー設備〜
🏚「この家、リノベできそう!」…でも屋上に!?
築40年の中古住宅を購入した若夫婦。
外観はちょっと古いけど、間取りも広くて立地も良好。
「これは掘り出し物だね!」
──と、気分よく見学していたそのとき。
👩🦰「……ちょ、ちょっと屋上見て」
👦🦱「……えっ、デカくない!? なんか乗ってる!」
──そこにあったのは、どっしりと鎮座する丸型タンク。
🧓うちなーおじさん、登場
👨🦳「あれは昔の受水槽さ〜。うちなんちゅの家にはだいたい付いてるわけさ〜」
👩🦰「えっ、でももう使ってないんですよね?」
👨🦳「さぁ〜、それが使ってるか使ってないか、実はよくわからん家も多いのよ〜」
⚠️空き家リノベでの“あるある問題”
屋上タンクは、そのままでも水が流れる場合もあるが──
リノベ時に立ちはだかる問題がコレ👇
🔧【1】撤去するか残すか問題
- 撤去したい理由
→ 劣化・サビ・雨漏り・美観・屋根防水のやり直しの邪魔 - 残したい理由
→ 将来の非常用水源、撤去コストが高い、思い出
💸【2】費用と工事手間が意外と高い
- クレーンが必要なこともあり、撤去費用:5〜15万円程度
- 配管やポンプを撤去する場合は**+αで追加費用**
- 古いタンクにはアスベスト含有の可能性も要注意
📜【3】法規制や構造チェック
- 一部自治体では高所構造物扱いになるため、許可や届け出が必要なことも
- 撤去により屋根の荷重バランスが変わるため、構造確認が必要なケースあり
👩🦳うちなーおばさんの本音
👩🦳「私はね〜、昔オジーが上まで水汲みに行ってたの思い出すから、壊すのちょっと寂しいわけよ〜」
👨🦳「でもな〜、台風で飛んだ話もあるから、中途半端に放置するのが一番危ないさ〜」
💡リノベのプロ的アドバイス
空き家再生では、屋上タンクの扱いがひとつの判断ポイント。
- タンクの有無だけでなく、“状態と使途”をチェック
- 不要なら早めに撤去計画を立てるべし
- 「残す」と決めたら、再塗装や補強で“生きた設備”として活用を!
✨次回予告|番外編「うちなー家の“屋根の上あるある”大集合」
タンクだけじゃない!?
シーサー、アンテナ、ソーラー温水器、謎の物置小屋まで──
沖縄住宅の屋根の上には、暮らしの知恵とカオスが詰まっていた!