沖縄あるある 住宅事情 スケブロ
👩 オカー: 「専門家さん、花ブロックって壁以外にも使われているの?」
👷 専門家: 「もちろんです!今日は、花ブロックが持つ、壁以外のすごい役割についてお話しします。」
庭の「涼しい風」を作り出す
花ブロックは、庭のアクセントとして使われることが多いのですが、実はそれだけではありません。
庭に花ブロックの壁を設けることで、風がブロックの穴を通り抜けて、風速が落ち、家の中に優しい涼しい風を届けてくれるんです。さらに、植物を絡ませることで、緑のカーテンとなり、見た目にも涼しい空間を作ってくれます。
室内で「光のカーテン」として
花ブロックは、家の外だけでなく、家の中でも大活躍します。
例えば、リビングと玄関の間仕切りとして花ブロックを使うと、光を通しながらも視線を遮り、開放的な空間を保つことができます。昼間は、ブロックの穴から差し込む光が床や壁に美しい模様を描き、まるで光のカーテンのようです。
新しい形に生まれ変わる花ブロック
👧 子供: 「花ブロックって、なんだかおしゃれだね!」
最近では、花ブロックの模様をデザインに取り入れたコースターや照明、さらには家具なども作られています。
建材としてだけでなく、雑貨やインテリアとして新しい命を吹き込まれ、花ブロックは私たちの暮らしに、より身近な存在になっています。
まとめ
花ブロックは、単なる建築資材ではなく、沖縄の風土と人々の知恵が生んだ、とても素晴らしい建材です。風や光を取り込み、プライバシーを守るという昔ながらの知恵は、今も形を変えながら、私たちの暮らしを豊かにしてくれています。
次回は、「花ブロック」シリーズ最終話。沖縄の住宅と「花ブロック」の切っても切れない関係について、お話しします。