👩 観光客:「この家、白い外壁に赤い線が流れてるけど、ペイントですか?」
👵 住民:「いや、それ“サビの涙”さ〜。沖縄ではよく見るよ」
サビが描く“赤い涙”
ベランダや外階段の鉄製手すり。沖縄の強烈な潮風にさらされると、すぐに赤茶色に変色します。
そして雨が降ると、溶け出したサビが外壁に筋となって流れ落ちる──これが通称 「赤い涙」。
白やグレーの壁に筋状のシミが浮かぶ光景は、まさに沖縄住宅あるある。
なぜこんなに錆びるのか?
👷 建築士:「沖縄の環境は鉄にとって“過酷”なんです」
- 海風の塩分:常に塩のシャワーを浴びているようなもの
- 強烈な日差し:塗装がすぐ劣化し、防錆効果が切れる
- スコールと台風:大量の水で一気に錆が流れ出す
その結果、築数年であっても「新品に見えない」状態に。観光客が驚くのも無理はありません。
沖縄あるある|サビにまつわる日常
- 手すりを握ると手が赤茶色になる
- 洗濯物にサビ汚れがついて取れない
- 塩害でボルトが外れてグラグラに
- 外壁の白壁に“涙模様”が刻まれる
住んでいる人からすれば「またか…」の光景ですが、観光客からすると「家が泣いてるみたい!」と不思議がられるのも、沖縄あるあるです。
住民ができる対策
👵 住民:「ペンキを塗り直しても、すぐ錆びるんだよね…」
👷 建築士:「だから“素材選びと定期ケア”が大事です」
- ステンレスやアルミ製手すりを選ぶ(初期費用は高いが長持ち)
- 定期的な塗装や防錆処理で塗膜を維持
- 雨筋汚れは早めに洗い流す(放置すると落ちにくくなる)
- ボルトや固定金具の点検も忘れずに
まとめ
沖縄のRC住宅は、構造としては台風に強くても「サビの赤い涙」からは逃げられません。
美観だけでなく、安全性にも関わるため、定期的なケアが欠かせないのです。
沖縄あるある:白壁に流れる赤い涙は、住宅が出すSOSサイン。
見慣れた光景でも、軽視せずにしっかり対応していくことが長寿命住宅の秘訣です。
👉 次回・第10話は「ペンキのはがれ──東面と西面の壁は10年持たない」を予定しています。