👨👩👧 観光客:「沖縄の家って、みんな屋上あるんだ!景色よさそう!」
👵 住民:「いや、洗濯物干すより“ヒビ割れチェック”の方が大事さ〜」
沖縄のRC住宅に欠かせないのが、フラットな屋上。
しかしこの屋上、実は沖縄の過酷な自然環境の最前線。
強烈な日差しと突然のスコール、この繰り返しが屋上に深刻なダメージを与えていくのです。
太陽と雨が刻むダメージの仕組み
- 強烈な紫外線でコンクリート表面が乾燥 → 収縮して細かなひび割れ発生
- スコールや台風の豪雨で、そのひび割れから水が侵入
- さらに日差しで急激に乾燥 → 膨張と収縮を繰り返し、ひび割れ拡大
つまり、沖縄の屋上は「焼いては濡らし、濡らしては乾かす」の繰り返し。
まるで石焼き芋を水に浸けてまた焼くようなもの…これでは割れて当然なのです。
沖縄あるある|屋上ひび割れの光景
- いつの間にか屋上に草が生えている
- 雨の後は水たまりができる小さな池状態
- ひびから浸み込んだ水で、階下の天井にシミ発生
- 補修テープを貼ったけど、すぐ剥がれる
こうした屋上のトラブルは、住んでいる人にとって“もう日常”。
まさに沖縄あるある住宅事情の一つです。
住民ができる対策
👷 建築士:「屋上は“消耗品”と考えて、定期的なメンテナンスが必須です」
👵 住民:「やっぱり防水塗装はケチれないんだね…」
- 防水塗装の定期的な塗り替え(10〜15年目安)
- 排水口の掃除で水たまり防止
- 小さなひび割れの早期補修
- 断熱塗料の活用で熱劣化を軽減
「まだ大丈夫」と放置すると、雨漏りや鉄筋爆裂(第1話参照)につながり、結果的に大掛かりな修繕費用がかかることになります。
まとめ
観光客にとって屋上は「星空を眺める場所」かもしれませんが、
住民にとって屋上は「日々の戦いの舞台」。
沖縄のRC住宅では、屋上メンテナンスこそが暮らしを守る知恵。
沖縄あるある──“屋上=憩いの場”ではなく“ひび割れの監視台”。
これがリアルな住宅事情なのです。
👉 次回・第8話は「塩害と錆──海風が運ぶ見えないダメージ」をお届けします。