ユタシリーズ第7話|「“玄関、こっち向けって言われたんだけど!?”方位と家族の大論争」

沖縄あるある 住宅事情

👩‍🦰施主(娘):「やっと間取りが決まってきました!玄関は南側で…」

👵おばぁ:「ちょっと待った!玄関、南じゃダメさ〜。“西に向けなさい”ってユタが言ってたよ?」

👷‍♂️設計士:「えっ……!?(もう申請も近いのに…)」

👨‍🦳おじぃ:「昔は“玄関は東か南向き”って言ってたけどよ〜最近は“ユタ判断”優先だからな」

──こうして始まる、玄関の“向き”問題

沖縄では家づくりの途中で**「ユタに聞いたら、玄関はこっち向きって言われた」**というケース、かなり多いです。


🔮なぜ“玄関の方位”が大事なの?

風水では玄関は「気の入口」=運気の流れが入ってくる場所と考えられています。
方位によって、「入ってくる気の質」が違うとされていて、代表的なのがこちら:

方位意味注意点
東 成長、発展の気朝日が入る明るい玄関になると吉
西 金運、娯楽欲に走りすぎると凶に傾きやすい
北東(鬼門)変化、境界線特に注意が必要な方位とされる
南西(裏鬼門)家族関係、健康運不安定になりやすい方位

👵おばぁ:「鬼門に玄関なんて…バチ当たるよ〜!」
👩‍🦰娘:「でもこの敷地、北東しか空いてないし…」


🏗️でも実際の敷地条件はこう!

沖縄の住宅地あるあるですが…

  • 道路が北東側にしかない
  • 建ぺい率・斜線制限で玄関を南側にできない
  • 家の形状や駐車場の関係で希望通りの方位に玄関がとれない

つまり、“理想の風水方位”と“現実の敷地条件”がかみ合わないことが大半なんです。


🧠じゃあどうする?設計士が考える“風水緩和”テク!

✅ ①ドアの「開く向き」を調整する

  • 建物の玄関位置は北東でも、ドアの開き方向を斜め南に変えるだけで、運気の流れが改善されるとされる
  • ➤「向き」をズラして“凶方位直撃”を回避

✅ ②玄関ポーチ・庇・アプローチを工夫

  • ワンクッションの空間を設けて、気がまっすぐ家に入らないように設計
  • 植栽・ステップ・L字動線で、流れをやわらげる

✅ ③玄関内の“気の流れ”を整える

  • 鏡を側面に置く
  • 観葉植物で“生命力”を足す
  • 玄関マットの色も“運気調整”に一役(例:赤=活気、緑=調和)

🛠️設計士のひとこと

👷‍♂️「ユタさんの話、100%信じるわけじゃない。でも…
“なんかうまくいかない家”って、だいたい住む人の気持ちが落ち着いてない、
人の言うことをなんでも受け入れてしまう“自分軸のない人の家”だったりするんですよね」

お金を出して建てるのは本人。
だからこそ、気をしっかり持って、
・ユタの話をどう受け取るか?
・身内の意見をどこまで取り入れるか?
を、自分で“決められる人”が、納得の家を建てています。


🏡まとめ:風水と設計、うまく付き合えば怖くない!

  • 風水は「迷信」ではなく、「昔の人が暮らしの中で生んだ知恵」
  • 玄関位置は、家の顔であり、気の入口だから大事
  • でも、現代の住宅事情や法規制を無視すると、暮らしにくい家になる

👷‍♂️設計士:「風水の“凶”をそのまま受け止めず、設計で工夫して“吉”に変えるのがプロの仕事です!」

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