👩🦰施主(娘):「やっと間取りが決まってきました!玄関は南側で…」
👵おばぁ:「ちょっと待った!玄関、南じゃダメさ〜。“西に向けなさい”ってユタが言ってたよ?」
👷♂️設計士:「えっ……!?(もう申請も近いのに…)」
👨🦳おじぃ:「昔は“玄関は東か南向き”って言ってたけどよ〜最近は“ユタ判断”優先だからな」
──こうして始まる、玄関の“向き”問題。
沖縄では家づくりの途中で**「ユタに聞いたら、玄関はこっち向きって言われた」**というケース、かなり多いです。
🔮なぜ“玄関の方位”が大事なの?
風水では玄関は「気の入口」=運気の流れが入ってくる場所と考えられています。
方位によって、「入ってくる気の質」が違うとされていて、代表的なのがこちら:
方位 | 意味 | 注意点 |
---|---|---|
東 | 成長、発展の気 | 朝日が入る明るい玄関になると吉 |
西 | 金運、娯楽 | 欲に走りすぎると凶に傾きやすい |
北東(鬼門) | 変化、境界線 | 特に注意が必要な方位とされる |
南西(裏鬼門) | 家族関係、健康運 | 不安定になりやすい方位 |
👵おばぁ:「鬼門に玄関なんて…バチ当たるよ〜!」
👩🦰娘:「でもこの敷地、北東しか空いてないし…」
🏗️でも実際の敷地条件はこう!
沖縄の住宅地あるあるですが…
- 道路が北東側にしかない
- 建ぺい率・斜線制限で玄関を南側にできない
- 家の形状や駐車場の関係で希望通りの方位に玄関がとれない
つまり、“理想の風水方位”と“現実の敷地条件”がかみ合わないことが大半なんです。
🧠じゃあどうする?設計士が考える“風水緩和”テク!
✅ ①ドアの「開く向き」を調整する
- 建物の玄関位置は北東でも、ドアの開き方向を斜め南に変えるだけで、運気の流れが改善されるとされる
- ➤「向き」をズラして“凶方位直撃”を回避
✅ ②玄関ポーチ・庇・アプローチを工夫
- ワンクッションの空間を設けて、気がまっすぐ家に入らないように設計
- 植栽・ステップ・L字動線で、流れをやわらげる
✅ ③玄関内の“気の流れ”を整える
- 鏡を側面に置く
- 観葉植物で“生命力”を足す
- 玄関マットの色も“運気調整”に一役(例:赤=活気、緑=調和)
🛠️設計士のひとこと
👷♂️「ユタさんの話、100%信じるわけじゃない。でも…
“なんかうまくいかない家”って、だいたい住む人の気持ちが落ち着いてない、
人の言うことをなんでも受け入れてしまう“自分軸のない人の家”だったりするんですよね」
お金を出して建てるのは本人。
だからこそ、気をしっかり持って、
・ユタの話をどう受け取るか?
・身内の意見をどこまで取り入れるか?
を、自分で“決められる人”が、納得の家を建てています。
🏡まとめ:風水と設計、うまく付き合えば怖くない!
- 風水は「迷信」ではなく、「昔の人が暮らしの中で生んだ知恵」
- 玄関位置は、家の顔であり、気の入口だから大事
- でも、現代の住宅事情や法規制を無視すると、暮らしにくい家になる
👷♂️設計士:「風水の“凶”をそのまま受け止めず、設計で工夫して“吉”に変えるのがプロの仕事です!」