【沖縄あるある|“空いてる実家”が空いてない問題 第2話】“仏壇問題”が立ちはだかる

沖縄あるある 住宅事情

「実家、使っていいよ」と親戚に言われたけど、いざ玄関を開けようとしたその瞬間──

👵「あんた、仏壇はどうするの?」

そう、沖縄の“空き家あるある”第2の壁は「仏壇」問題。
誰が見る?誰が守る?誰が移す?誰が継ぐ?


🛐“空き家”じゃなくて“仏壇がある家”なんです

ぱっと見は誰も住んでない家でも、
中には立派な仏壇と、先祖の位牌がずらり。

沖縄では「仏壇=家の心臓部」のようなもので、
勝手に動かすのはタブー視されがち。

誰かが住まないと仏壇が“放置”状態になり、
それを理由に「まだ貸せない」「壊せない」空き家が多数存在します。


😓兄弟姉妹でモメるパターン、あるあるです

「お兄ちゃんが継ぐと思ってたのに…」
「長男が見ないなら、あんたでしょ?」
「じゃあ仏壇だけ置いといて、家は使わせて?」

…と、気づけば仏壇をめぐる“心理的な相続”がスタート。

しかも、話し合いがこじれると、
家の活用も立ち消えに。


🏚「空いてるのに貸せない」ジレンマ

・仏壇があるから売れない
・誰かが定期的に“お水”をあげに来る
・親戚が勝手に鍵を持っていて、たまに泊まってる?

そんな“使われているようで使われてない家”は、
空き家でもなく、持ち家でもなく、
“なんとなく放置されている家”になっていきます。


🧓リアルうちなーおじさんの一言

🧓「ワシ、仏壇継ぐなんて言ってないのに、気づいたらカギ渡されとったさ〜」


📚次回予告|第3話:「長男だからって、なんでオレ!?」

〜沖縄あるある“長男ルール”と親戚会議の洗礼〜

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