🌀「今年もまた来るってよ、あいつ…」
はい、台風シーズン到来。
沖縄では毎年恒例の自然界のビッグイベントです。
スーパーからパンとカップ麺が消えたら、もうそれは合図。
そしてみんな口をそろえて言います。
「また台風くるさー!」
🏠台風に本気の家、それが沖縄住宅
ところで、沖縄に来た人がよく驚くのが、
家の見た目がめちゃくちゃゴツいこと。
「これ本当に住宅?」「要塞?」「避難所?」「牢屋?」
安心してください、それ全部褒め言葉です。
なぜかって?それは…
“台風に本気だから”です。
💪なぜゴツい?沖縄住宅3つの“要塞化”ポイント
①鉄筋コンクリート(RC)造でできている!
沖縄の住宅の8割近くがRC(鉄筋コンクリート)造。
理由はシンプル。
「木造じゃ風に勝てん!」
台風の風速50m超、雨は横から、時には下から!
木造なんてひとたまりもありません。
RCは台風界のラスボスにも耐えるタフネス系構造。
②窓が少ない!小さい!シャッターつき!
窓がでっかいと風圧や飛来物でバリーンッ!
なので沖縄の窓は基本的に
- 小さい
- 開かない
- 重たい
- 鉄格子つき(※おしゃれじゃない、命守ってる)
- シャッター完備(台風くるたび「バン!バン!」と閉める音が響く)
③屋根が平らで“飛ばない設計”!
沖縄の家、ほとんどが陸屋根(平らな屋根)。
なんでって?
飛ばないからです。(シンプル)
瓦屋根?三角屋根?
飛ぶor壊れる or お隣の車に激突 → 保険申請大行列!
だから、最初から飛ばない「重たい&平ら」が正義。
🛠「ゴツい」には理由がある
「もっとかわいい家にしたいな〜」
「ベランダ欲しいな〜」と思うこともあるけど…
それよりも、
命を守ってくれる“無骨なやつ”こそ、真のヒーロー。
そう、沖縄の家はただの住宅じゃない。
家族を守る要塞なのです!
☝️ちなみに、こんなデメリットも…
- 夏めっちゃ暑い(コンクリが熱持ちすぎ)
- 結露しやすい(換気重要!)
- 爆裂すると鉄筋が「こんにちは」してくる
でもそれでも!
台風明けに「何も壊れてない家」って、最強の安心です。
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