【沖縄あるある】鉄筋vs木造 シロアリの戦い!沖縄で木造を建てるという選択

沖縄あるある 住宅事情

🐜「木の家?沖縄で?」と二度見される理由

沖縄で家づくりの話をすると、必ず耳にするのがこのセリフ:

「RC(鉄筋コンクリート)でしょ、ふつう」
「木造?…シロアリのごはんになるよ?」

そう、沖縄ではRC造が多数派。
木造を選ぼうものなら、まるで絶滅危惧種を保護しようとしてる人みたいな反応が返ってきます(笑)。

でも実は…
「木造=シロアリに弱い」は、完全な決めつけかも。
今回は、“鉄筋vsシロアリ”の戦いを通して、木造・RC造それぞれの本当の姿に迫ります!


🧱まずはRC住宅の特徴をおさらい

【RC造(鉄筋コンクリート)】

  • 🌪 台風に強い(重たいし、屋根も飛ばない)
  • 🧱 シロアリに食べられない(鉄はメニュー外)
  • 💧 でも湿気がこもりやすい、結露しやすい
  • 💸 コスト高(材料費、型枠、施工費もアップ中)
  • ⏳ 工期が長い(乾燥期間も必要)

RC住宅はよく「鉄の城」と言われます。
でも実は…“湿気のカプセル”でもあるのです。


🌲木造住宅の魅力も、あなどれない!

【木造】

  • 🌬 通気性◎で、夏もさらっと
  • 🎨 デザインの自由度が高い(和風からナチュラルモダンまで)
  • 💰 建築費が抑えやすい(構造がシンプル)
  • 🛠 リフォームしやすい(増築・間取り変更も柔軟)
  • 🐜 シロアリ対策は必須だけど、技術は進化している!

沖縄でも最近は、「RCは高すぎて無理…」という理由で木造を検討する人が増えています。


💥でも本当の敵は「湿気」だった!

「木造はシロアリに弱い」と言われがちですが、
実はRC造の方が被害が深刻化するケースが多いんです。

👀その理由がこちら:

  1. RC住宅は“頑丈すぎて気づかない”
     → 雨漏りしても、表面に出にくい。発見が遅れる!
  2. 水が染み込んでも放置されがち
     → 「コンクリだし、まぁ大丈夫っしょ」の精神。
  3. 湿気をため込みやすい構造
     → 通気が悪く、結露も発生。気づけば床下ジメジメ。
  4. シロアリの大好物=“湿った木”を招いてしまう
     → 躯体はRCでも、内装や下地に木材は使われています。そこが餌場に!

つまり…RC住宅の方が“シロアリを招く準備”が整ってしまっていることも。


🐜木造でも、ちゃんと対策すれば怖くない!

木造住宅も、以下の対策をしっかりすれば安心です。

  • ✅ 防蟻処理済の構造材を使う(JAS認定品など)
  • ✅ 基礎を高くして風通しを確保
  • ✅ 土台とコンクリの間に絶縁層を設ける
  • ✅ 5〜10年ごとの点検を忘れずに!

🔁 ざっくり比較表(沖縄編)

項目RC造木造
台風対策◎ 重くて飛ばない△ 設計で十分対応可能
シロアリ対策△ 発見が遅れがち△ 対策すれば問題なし
建築コスト△ 高騰中◎ 抑えやすい
夏の快適さ△ 熱がこもる◎ 通気性でさらっと
工期△ 長め◎ 短工期
メンテ性△ 表面化しにくい△ 点検必須だが早期対応可能

✍️まとめ:「木造=ダメ」ではなく、「選び方がすべて」

沖縄の家づくりで大切なのは、
「構造がRCか木造か」よりも、どう暮らすか・どう守るか。

シロアリも湿気も台風も、どんな家でも対策は必須。
だからこそ、自分たちの価値観と予算に合う選択をすることが大事!

あなたはどっち派?
がっちり守るRC要塞派? それとも風が抜ける木のぬくもり派?

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