はいさい!ようこそ“コンクリの国”へ。
沖縄旅行で「おお〜!」となるもの、海・ハイビスカス・紅いもタルト…そしてもうひとつ。
そう、やたらと四角くてゴツい家たち!
「え、これって本当に住宅?牢屋じゃなくて?」ってつい思っちゃうくらい、どっしり無骨なコンクリート建築がそこら中に。
ではなぜ、沖縄の家は“ゴツかわいい”のか?
今日はその秘密を、笑いながら学んでいきましょう!
理由①:台風の攻撃に耐えるため
沖縄に住んでると、年に数回、風速50m級の“ラスボス級”の台風が襲来します。
木造の家なんて…
「飛びます飛びます!(by 昭和ギャグ)」ってくらい、屋根がポーンと飛んでっちゃう。
↑過剰に言い過ぎました!
今の住宅はちゃんと頑丈に作られているので、飛ばないですが!
でも沖縄の人はそう思っている!
なので沖縄の人は、家を守るために **「もう、家そのものを要塞にしてしまえ!」**と決意。
その結果が、あの鉄筋コンクリート造。
台風が来ても微動だにしません。むしろ台風がよけてく。
理由②:シロアリ王国だから
沖縄はシロアリのメッカ。
「木造?それ、ランチにぴったりですね」っていうくらい、シロアリたちが元気いっぱい。
もう木の家なんて建てたら、シロアリたちのホームパーティー会場になっちゃう。
だから、**「木?そんなの食べさせるかよ!」**ってことで、みんなコンクリートの家を選ぶわけです。
これも沖縄の人たちの認識のズレです。シロアリはコンクリート住宅にも入って行きます!
理由③:海風と紫外線のダブルパンチ!
沖縄の空気は、まるで塩水スプレー。
毎日、家が「塩対応」を受けてます。
鉄がサビやすいし、紫外線も強いから、普通の建材だとすぐボロボロ。
それならやっぱり、強くて長持ちのRC(鉄筋コンクリート)一択!
とはいえ、メンテナンスは必要なので、後で泣かないために外壁塗装はサボらずにね。
理由④:昔の名残?防空壕レベルの安心感
実は、戦後まもなくは木造住宅も多かった沖縄。
けれど台風・戦争・火災を経験した人たちは、**「もう壊れない家がいい」**と願いました。
それが「RC信仰」に繋がって、今や**“とりあえず鉄筋コンクリート!”が合言葉**に。
まとめ:コンクリート住宅、それは沖縄人の愛と知恵の結晶
「なんで沖縄の家は無機質なの?」と思う人も多いけど、それは**台風やシロアリに負けない“暮らしの鎧”**だから。
そのぶん、中身や暮らし方で“ぬくもり”を表現するのが沖縄流。
コンクリートの中に、家族の笑い声がこだまするのです。
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