「お風呂?うちはシャワーしかないよ〜」
県外から移住してきた人が驚く沖縄住宅のあるある。
それが…「浴槽、ない問題」。
「え?どうやって湯船に浸かってるの?」
「え?っていうか、浸からないの?」
──はい、沖縄では“湯船文化”が根付いていません!
🌴なぜ浴槽がないの?3つの沖縄的ワケ
①とにかく暑い! 湯船なんて入ってられん!
沖縄は年中あったかい。下手したら冬でもTシャツ。
そんな気候の中で、お湯をためて浸かる…?
「いや、無理。暑い。」
湯船につかって“あったまる”という文化がそもそも必要ない、というのが現実です。
②アメリカ文化の影響、ガッツリ受けてます
沖縄は戦後、アメリカの統治下にあった歴史があります。
その影響で、住宅の間取りや生活スタイルもアメリカンに。
アメリカ式の家って、基本シャワー派。
「シャワーでチャチャッと済ませる」のがデフォルト。
沖縄にもその文化がしっかり根付いてます。
③コストとスペースの問題
浴槽をつけると、
- 給湯器の容量アップ
- 浴槽そのもののスペース確保
- 掃除の手間アップ
とにかくいろいろお金と場所がかかります。
「シャワーで十分よ〜」
「どうせ子どもがプールで遊ぶし」
ということで、浴槽は省略されがち。
🛁でも実は…「湯船欲しい人」も増えてる!?
移住者や若い世代を中心に、
「たまには湯船に入りたい!」
「お風呂でゆっくりしたい!」
という声もチラホラ。
最近では、ユニットバス付き物件や、追い焚き付きの家も少しずつ増えています。
ただし…お湯張り=贅沢っていう意識はまだまだ強いかも。
🌀台風シーズンだけ“湯船”大活躍!?
意外なところで浴槽が大活躍するのが台風前。
「断水するかも!?」と、
湯船に水を溜めて“非常用水タンク”にするんです。
(このときだけは「湯船あってよかった〜!」と思う沖縄県民多数)
📝まとめ:湯船は“憧れ”?それとも“不要”?
沖縄の住宅に浴槽がないのは、
気候、文化、コスト、全部を考えた「必然」なんです。
でも、
たまにはお風呂でゆっくりしたい日もある。
肩までつかって、「は〜〜〜」って言いたい。
そんなときは、温泉かスーパー銭湯にGO!
または思い切って、リノベでお風呂をつけちゃうのもアリかも?
コメント